遺品整理をするにあたって|遺品と不要品の違い
|遺品と不要品は違う
一般の方の考えで多いのが遺品とは、預貯金や保険金、不動産などが遺品というもののイメージであることです。
しかし、遺品には家具や家電、衣類や生活雑貨など古くなり要らなくなった品物も多数あります。
これらをただの不要品だと考えている方も少なくありません。
たしかに、故人が生前使っていたと言えど、もう誰も使わないし要らないものという点では、遺品の中には不要品も多量にあります。
しかしながら、遺品は個人が生前に毎日のように使っていたものがあります。
現金や預貯金・証券・貴金属・貴重品だけでなく、日記やメモ書き・手帳・印鑑・衣類・生活雑貨・家具・家電・写真・アルバムなど、多くが故人にとっては大切な品物です。
したがって、私たち遺品整理業者は、遺品を不要品ではなく「故人の想いのこもった大切なもの、人生そのもの」と考えています。
これは多少の違いはあれ、ご遺族、身内様にとっても同じ考えでしょう。
ですので、遺品整理とは単に不要品の処分をするのではなく、故人の生きた証、故人との大切な思い出の品々、を整理することなのです。
現在、遺品整理の現場に直面している人も、そうでない方もいつかは必ず訪れる出来事が遺品整理です。
真剣に、故人の心と自分の心を整理もしてくださいね。